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Claude Code と Codex の協調開発ガイド

なぜこの組み合わせにするのか?

ひと言で言うと、高価なモデルに考えさせ、安価なモデルに手を動かさせ、請求額を爆発させないためです。

Claude は要件理解、アーキテクチャ計画、複雑な推論が得意ですが、価格もそれなりです。大量のコードを書かせると Token があっという間に燃えます。Codex はコード能力が高く、速度も速く、何より価格がずっと安いのが強みです。

そのため、最も合理的な組み合わせは次のとおりです。

  • Claude が計画を担当:要件を理解し、タスクを分解し、アーキテクチャ判断を行い、やり方を整理する
  • Codex が実行を担当/codex:rescue で具体的なコーディングタスクを引き継ぎ、コードを書き、bug を修正し、テストを実行する
  • Codex がレビューを担当/codex:review で Claude のコードに code review を行い、第二の目になる

この組み合わせの核心は、Claude の Token を「考え切る」部分にだけ使い、具体的なコーディングとレビューはより安価な Codex に任せることです。毎日 Claude Code を高頻度で使う人にとって、全体コストを大きく下げられます。

このガイドでは、Claude Code と Codex のインストール設定が完了していることを前提にしています。未完了の場合は先に次を参照してください。


1. Codex プラグインをインストール

両方の設定が済んだら、Claude Code にプラグインを 1 つ入れるだけで連携できます。

/plugin marketplace add openai/codex-plugin-cc
/plugin install codex@openai-codex
/reload-plugins
/codex:setup

/codex:setup は Codex がインストール済みか、認証済みかを自動検出します。未ログインと表示された場合は、!codex login を実行して認証を完了してください。

インストール後、/codex と入力すれば追加されたスラッシュコマンドを確認できます。


2. 主要コマンド

このプラグインの能力は大きく 3 種類です。レビュータスク委任タスク管理です。

レビュー系(読み取り専用、コードは変更しない)

コマンド 役割
/codex:review 現在の未コミット変更を Codex にレビューさせる、またはブランチ差分を比較する
/codex:adversarial-review 対抗的レビュー。コードを確認するだけでなく、設計判断を主动的に疑う
# 未コミット変更をレビュー
/codex:review

# 現在ブランチと main の差分をレビュー
/codex:review --base main

# バックグラウンド実行し、現在の会話をブロックしない
/codex:review --background

# 対抗的レビュー。注目方向を指定
/codex:adversarial-review --background 检查是否有竞态条件,质疑缓存策略的选择

委任系(タスクを Codex に実行させる)

コマンド 役割
/codex:rescue 具体的なタスクを Codex に渡す。Codex は実際にコードを変更する

これは「Claude が計画し、Codex が実行する」を実現する中心コマンドです。Claude が計画したタスクを、1 つずつ Codex に実装させられます。

# Codex に bug 調査を任せる
/codex:rescue investigate why the tests started failing

# Codex に bug 修正を任せる
/codex:rescue fix the failing test with the smallest safe patch

# Codex に機能実装を任せる
/codex:rescue 实现用户注册的表单验证逻辑

# バックグラウンド実行。時間のかかるタスク向け
/codex:rescue --background 重构数据库连接池

# より安価なモデルを指定し、さらに節約
/codex:rescue --model gpt-5.4-mini 写一组单元测试覆盖 utils.ts
/codex:rescue --model spark 快速修复这个 lint 错误

# 前回タスクを継続
/codex:rescue --resume 把上次的修复方案应用上去

💡 節約のコツ--model gpt-5.4-mini または --model spark は、単純なタスクをより安価かつ高速なモデルで実行できます。

タスク管理系

コマンド 役割
/codex:status 実行中および最近完了した Codex タスクを確認
/codex:result 完了したタスク結果を取得(session ID を含み、Codex で継続可能)
/codex:cancel 実行中のバックグラウンドタスクをキャンセル

3. 推奨ワークフロー:Claude が計画し、Codex が実行

日常開発フロー

あなたが要件を出す → Claude が分析・分解 → /codex:rescue で順に実行 → /codex:review でレビュー → コミット
  1. 自然言語で要件を説明し、Claude に目的を理解させる
  2. Claude が計画:タスク分解、実装方案、順序整理。これは Claude が最も得意な部分です
  3. /codex:rescue で具体的なコーディングタスクを Codex に渡す:Claude が「A、B、C の 3 つをやる」と計画したら、rescue で 1 つずつ Codex に書かせます
  4. コード完成後にレビューを走らせる/codex:review --background で Codex に独立 code review をさせる
  5. レビュー指摘を修正してからコミット

このフローの利点は、Claude の Token を計画と理解にだけ使い、大量のコーディング作業は Codex の安価な枠で処理できることです。

高リスク変更フロー

データベース移行、認証認可、インフラ変更が関わる場合は、対抗的レビューを 1 段追加します。

Claude が計画 → /codex:rescue 実行 → /codex:review → 修正 → /codex:adversarial-review → 再修正 → コミット

対抗的レビューは設計を主动的に疑います。たとえば「なぜこのキャッシュ戦略を選んだのか」「ロールバック方案は考えたか」「ここに競合状態はないか」などです。高リスク変更にはこのようなストレステストが必要です。

Claude が詰まったとき

Claude があるタスクで何度試してもいまいちな場合は、直接 Codex に切り替えて試します。

/codex:rescue 用最小改动修复这个问题

別のモデルの考え方で突破できることがよくあります。


4. バックグラウンド実行(推奨)

レビューと rescue タスクはいずれも --background を付けることをおすすめします。現在の会話をブロックしません。

/codex:rescue --background 实现分页功能
# Claude と別の話を続ける...
/codex:status          # いつでも進捗確認
/codex:result          # 完了後に結果取得

/codex:result は session ID を返します。codex resume <session-id> を使って Codex 内でこのタスクを継続できます。


5. レビューゲート(任意)

有効にすると、Claude Code はタスク完了前に自動で Codex レビューを 1 回起動し、問題が見つかるとフローを中断して先に修正します。

/codex:setup --enable-review-gate    # 有効化
/codex:setup --disable-review-gate   # 無効化

⚠️ 注意:レビューゲートは Token 消費を大きく増やし、Claude と Codex の間で長いループを引き起こす可能性があります。重要プロジェクトでのみ使い、日常開発では手動で /codex:review を実行するだけで十分です。


6. Codex モデル設定

Codex のデフォルトモデルや推論強度を変更したい場合は、設定ファイルで指定できます。

ユーザー設定:~/.codex/config.toml
プロジェクト設定:プロジェクトルート配下の .codex/config.toml

model = "gpt-5.4-mini"
model_reasoning_effort = "high"

各呼び出し時に --model--effort で一時指定することもできます。

/codex:rescue --model spark --effort medium 快速修复 lint 错误

7. Codex を使うべきでない場合

以下の場合は最初から最後まで Claude を使うことをおすすめします。

シーン 理由
深い業務ロジックのリファクタリング Codex は Claude 会話で蓄積された完全なコンテキストを持たず、生成コードがプロジェクトスタイルと一致しない可能性があります
複数ファイルを深く理解する必要があるタスク Codex rescue は独立実行であり、Claude の会話履歴を共有しません
コード量が非常に少ないタスク 数行だけなら委任する必要はなく、Claude に直接書かせる方が速いです

8. 実用的なコツ

  • 単純タスクは安価なモデルで--model spark は lint 修正や定型コード作成のような深い推論が不要な作業に適しています
  • review の後に adversarial-review:いきなり対抗的レビューを使わず、まず通常レビューで基礎的な問題を確認します
  • --resume を活用/codex:rescue --resume は前回の Codex タスクを継続でき、最初からやり直す必要がありません
  • 両側の利用量に注意:全体として節約できても、Claude と OpenAI の両方の利用量を確認し、どちらか一方の予期せぬ超過を避けてください
  • Skill 衝突への対応:カスタム Skill と Codex プラグインのトリガー語が衝突する場合は、衝突する Skill に priority: low を追加します

よくある質問

Q:プラグインをインストールしたのに /codex コマンドが見えません。
A:/reload-plugins を実行してプラグインを再読み込みしてください。

Q:/codex:review で認証エラーが出ます。
A:Codex の認証が正しく設定されていないことを示します。yycode × Codex 快速开始指南 を参照して再設定するか、!codex login を実行して再ログインしてください。

Q:/codex:rescue と Claude に直接コードを書かせる場合の違いは?
A:rescue はタスクを Codex に独立実行させるもので、Claude Token ではなく OpenAI 枠を消費します。標準化されたコーディングタスクに適しています。ただし Codex はあなたと Claude の会話コンテキストを持たないため、タスク説明は明確に書く必要があります。

Q:レビュー結果と Claude の判断が矛盾したら?
A:それこそが 2 モデル協作の価値です。両者の意見が一致しない場合は、開発者であるあなたが最終判断を行います。

Q:結局どれくらい節約できますか?
A:どれだけのコーディング作業を Codex に渡すかによります。ワークフロー内でコード生成の比率が高い場合(大量のテスト作成、CRUD 作成など)、これらを rescue に出せば Claude の消費を大幅に下げられます。

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